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介護保険サービスは、とても素晴らしい制度です。
でも残念ながら、「必要最低限」の部分しかカバーできないのが現実です。
たとえば、以下のようなことは、基本的にサポートしてもらえません。
- 同居している家族の分の家事(料理、買い物、掃除など)
- 病院への付き添い(複数箇所、長時間待つこともあり、負担が大きくなります)
- 夜間のきめ細やかな介護(夜間の付き添いは、基本的に家族が担うことになります)
- 趣味や外出の付き添い(介護保険サービスは、身体機能維持や生活支援が中心です)
こんな時、「じゃあ、どうすれば…?」と立ち止まってしまいますよね。
でも、諦めないでください。

介護保険では賄えない部分を補うために、地域の社会資源や介護保険外サービスが数多く存在します。
これらを賢く使うことが、あなたの時間と心に「ゆとり」を生み出すカギとなるのです。
1. 地域の社会資源を味方につける
ボランティアやNPO、各自治体が独自に行っているサービスなど、公的な介護保険以外でも頼れる場所はたくさんあります。
具体的な例
- 高齢者の見守り訪問
- 話し相手
- 買い物代行などのボランティアサービス
- 地域サロンや喫茶店での交流会
探し方
お住まいの地域の「地域包括支援センター」に相談しましょう。 または、各自治体の「広報誌」やウェブサイトをチェックしてみてください。

意外な発見があるかもしれません。
2. 介護保険外サービスを賢く使う
費用はかかりますが、介護者の心身の負担を大幅に減らすことができます。
「投資」だと考えれば、大きな価値があります。
- 配食(宅配弁当)サービス 栄養バランスの取れた食事が届くので、食事作りの負担が減ります。
- 家事代行サービス 掃除や洗濯、料理など、家事をプロに任せることができます。 介護に集中する時間を確保できます。
- 訪問理美容サービス 自宅で散髪や整容ができるので、外出が難しいご本人のQOLを高めます。 ご家族の送迎負担もなくなります。
- 民間運営の介護タクシー・外出支援 病院の付き添いや買い物など、安心して移動できるサービスです。
これらのサービスは、あなたの生活スタイルや地域の状況によって選択肢が変わります。 「こんなサービスがあったらいいな」と思ったら、まずは調べてみることが大切です。
このブログが、あなたの「介護の羅針盤」になります
「介護サポートノート」は、在宅介護を続けている皆さんのための**「地図」であり「ヒント集」**です。
介護保険だけではない、もう一歩踏み込んだサービスや地域の情報を提供します。
あなたとご家族の毎日が少しでも楽になるよう、心を込めて情報をお届けしていきます。
在宅介護は、決して一人で抱え込むものではありません。
ゆとりを持って、笑顔で介護を続けていくために、このブログをぜひあなたの**「介護の羅針盤」**としてご活用ください。

無理なく、自分らしく。 このブログが、あなたの介護を応援する力となれば幸いです。